海老名の生き物がかり⑰ フクジュソウ
このコーナーでは、海老名市を中心に活動するサークル「野草観察の会」が、市内に咲く四季折々の植物を紹介します。
春一番、残雪の中から頭を出し、春を告げてくれる花がフクジュソウです。もともと山地の林の中に自生していたものでセツブンソウやミスミソウなどと共にスプリング・エフェメラルス(春の妖精)と呼ばれています。石灰岩地を好む植物ですから、伊吹山や武甲山のようなところに多く自生しているようで、海老名では見られません。
2月になって散歩していると、日当たりの良い庭先に黄緑色の頭を出して「もうすぐ春ですよ」と教えてくれます。花の時期は2月から3月と寒いので、飛んでいる虫も少なく、内側に反った光沢のある花びらで日光を集め、花軸を温めて虫を呼ぶのではないかと言われています。海老名では中新田にある今福藥医門公園に4株ほど見られます。
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