3市版楽屋帳vol.13
準備について▼7月12日執行の綾瀬市長選挙は、1978年の市制施行から初の無投票となった。古塩氏が立候補者として有権者にに直接、政策を訴えた時間はわずか4時間。懸命に作った法定ビラを配る機会も奪われ選挙が終わった▼コロナ禍での選挙を前に同市の選挙管理委員会は、投開票所における感染対策に余念がなかった。取材にも快く応じ、万全の備えを繰り返し強調していた。不謹慎かもしれないが、実際の投開票を見てみたいと思うほどだった▼以前、土木関係の職人が「仕事は準備が8割」と話してくれた。まさにその通りである。各市ではコロナの影響でたくさんの催しが中止となり市民活動も縮小したまま。再開のめども立たず夏が過ぎていきそうだ。その背景にあった準備に改めて目を向けると、時間も労力も相当なものだったと気づく関係者も少なくなかろう▼さてこのコロナ禍はいつまで続くのか、誰にも予測はできまい。であればこそ、今この時期をコロナ後の準備期間にもできないものか。感染に気をつけながら前を向きたい。
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