海老名市社会福祉協議会の新会長を務める 前田 洋子さん 海老名市東柏ケ谷在住 70歳
○…7月から海老名市社会福祉協議会の会長に就いた。社協とは民生委員の立場で10年以上関わってきた。社協の打診に対し「まさか自分が選ばれるとは思ってもみなかった」と当初は断ろうとも考えていた。「大好きな海老名のために、自分にできる事があるはず」と、会長としてだけでなく市民目線の発想を忘れずに「地域づくりに反映させていきたい」と抱負を語った。
○…横浜で生まれ育った。大学生の頃、両親が海老名にマイホームを購入したことで海老名市民になった。大学卒業後すぐに結婚し、夫の転勤で関西に4年、横浜に15年住んでいたため、海老名に戻るとは思っていなかった。「横浜で一生過ごそうと思っていたら、夫が私の両親の近くに住もうと言ってくれた。子どもも自立していたので両親と過ごす時間をプレゼントしてくれたのかも」と目を細める。
○…人の役に立てることに魅力を感じ、息子のPTA活動や自治会、民生委員などの地域活動に積極的に参加してきた。20年ほど前からは地域活動に加え、横浜を拠点に女性支援をしているNPO法人にも参加。現在も精力的に活動している。「行動を起こすことが重要だと思って、色々な活動に参加してきた。自分の行動で誰かの役に立てているなら、こんなに嬉しいことはありません」
○…目指すのは「一人ひとりが幸せを感じられる街」。そのために社会福祉協議会に何が求められているのかを常に考え続け地域づくりをしていく必要があると考えている。「私が今まで住んできた街に比べて、海老名は福祉が充実していると感じる。それでもどこかに不満を持つ人が必ずいる。この街に住む全ての人が、住んでいてよかったと笑顔になれるようにしたい」と話す。
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