川崎市からノーベル賞を 麻生区少年少女発明クラブが発足
子どもたちにものづくりの場を提供しようと「川崎市麻生区少年少女発明クラブ」が発足し、今月15日に第1回役員会議を開いた。
同クラブは(社)発明協会に属する団体。47都道府県に206の発明クラブを置き、全国的な活動を展開している。川崎市内には小向東芝少年クラブ(幸区)など2つのクラブが存在し、麻生区は3番目の発足となった。 同クラブは麻生区の小学3年生から中学生までを対象にものづくりの講座を開くなどして、子どもたちの科学的想像力を養う。企業で働く技術者や第一線を退いたメンバーがボランティアとして指導することで地域の絆づくりにも貢献したい考え。
講座には同クラブの会長で慶応義塾大学環境情報学部・政策メディア研究科教授の安村通晃さんや航空宇宙技術研究所(JAXA)の元上席主任研究員の中谷輝臣さんなど、第一線で活躍する講師陣が次々登壇するという。
名誉会長に就任した松沢成文前神奈川県知事は挨拶に立ち「産業立国でもある日本を未来につなげていくため、”ものづくり”の楽しさを肌で感じられる機会を積極的に提供していきたい」と話した。
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