9月1日は「防災の日」―。
地域課題解決に向け、具体的な取り組みなどを審議する麻生区民会議では、家具の転倒防止などで自宅の震災対策を促す動きが強まっている。
区民会議では、過去の大震災の教訓から人的被害を防ぐには、自宅の震災対策が最も重要であると考え、7月から一般宅の地震安全性のチェック・改善をするモデル事業を開始した。
公募した住戸を明治大学建築学科の園田眞理子教授や学生、職人ら建築技術者のグループがチェックしてまわり、アドバイス。家具などの転倒防止器具の取り付け工事をし、改善を行うこともある(原則費用負担はなし)。
当初は8月19日で住戸の募集を締め切ったが、戸建て住戸については追加募集を行う。募集は最大10戸程度。応募は1戸から可。建物の構造や建築時期は問わない。締切は9月30日まで。対象の住戸を順次決定し、10月から11月に調査を行う。住戸の改善後には、アンケートや写真撮影を行い、パンフレットなど広報に使用していく。
区民会議の事務局である区企画課鈴木猛課長は「モデル事業を区内全域に広げて、大地震が発生した時に備えていきたい」と話す。
申込み・問い合わせは麻生区役所企画課(【電話】044・965・5112)まで。
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