区内にキャンパスを構える日本映画大学と民間企業が手掛けたシニア俳優育成プロジェクト「俳優大学」の発表会が18日、同大学キャンパス内で行われた。
俳優大学は、日本映画大と映画人育成を手掛ける民間企業「映画24区」が昨年始めたプロジェクト。脚本家で映画大教授の天願大介氏が総合監修を務め、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の指導にあたった河本瑞貴氏らが講師となり、参加者は短期の演劇レッスンを受け、「人前で演じる」ことにチャレンジした。
今回演じたシニア俳優は、主婦や会社員などで平均年齢61歳。「最終列車に乗るために」と題した舞台では、14人が2組に分かれ、2回の公演が行われた。参加者は、練習した成果を披露=写真=し、来場者からは大きな拍手が送られた。
区内在住で人生初の舞台にたったという谷添照美さんは「幼少期に人を演じることに興味があり、今回参加しました。緊張はなく、一生懸命演じることができました。とても楽しい時間でした」と演技を振り返った。
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