麻生区版 掲載号:2014年8月8日号

柿生町田線が一部着工

住民との交渉は難航

拡幅工事が行われている上麻生6丁目
拡幅工事が行われている上麻生6丁目
 道幅が狭く、かねてから危険性が指摘されてきた「市道麻生10号線」に代わる「柿生町田線」は、これまで計画が進んでいなかったが、一部で権利者の承諾が得られ、拡幅工事が始まっている。場所は上麻生6丁目39番地先で、9月30日までの工事を予定。川崎市は「各権利者の承諾を得られたところから進めていく」としている。

 柿生交番から柿生駅前、柿生中央商店会を通る市道麻生10号線(左下地図参照)は、道幅が狭く、かねてから危険性が指摘されてきた。狭い箇所で5m前後しかなく、普通自動車でもすれ違いが困難な状況で、近隣には学校や保育園があるため、子どもたちが歩いていることも多く、交通事故発生の危険性が高いと言われてきた。

 柿生町田線は、歩行者などの安全確保のため1964年に都市計画決定された。上麻生5丁目から、町田市三輪町、麻生区岡上を経由し、青葉区奈良町までの約3730mの区間で、幅員16mの計画。現在バス暫定広場にあるバスロータリーを従来の駅前に戻し、柿生町田線にバスを通す計画もある。しかし、市と地権者の話し合いは進まず、地権者側がどのような態度を示したらよいのかわからず、交渉が難航しているようだ。

 実際に計画を見てみると、市は2007年5月に「2012年3月までに柿生町田線のうち、柿生駅南口付近の延長約320mの区間で車道及び歩道の整備を、地権者との交渉から工事までを行う」としていたが、その後2015年3月31日まで計画期間を先延ばしにしている。

 こうした状況の中で、上麻生6丁目39番地先では借地人、地主の承諾が得られ、今年4月から拡幅工事が行われ、9月30日までに完了する予定だ。

住民からは戸惑いの声

 柿生駅前地区の地主、借地人らで構成される柿生駅南口地区市街地再開発準備組合は「もっと地域で一丸となって、駅前環境を整備し、いい街をつくっていかなければならないという気持ちはある。しかし、行政側の開通させるという姿勢がはっきりしない」としている。通り沿いの商店や地主からは「具体的な期日がわからないので、いつまでに移転しなければならないのか」「本当に計画は進められるか」と戸惑いの声があがっている。

 市建設緑政局は「各権利者を1件1件訪問し、権利者の生活を優先しながら、話し合っていきたい」としている。

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