区内細山の川崎授産学園でこの程、災害時を想定した宿泊企画「一泊二日の親子キャンプで防災サバイバル!」が行われた。
川崎市社会福祉協議会などが夏季に実施しているボランティアや福祉体験学習の催し「チャレボラ2015」の一環として開催された宿泊体験。災害時に必要な行動などを、障害のあるなしに関わらず一緒に助け合って実践していくことで、相互理解を深ていくことがテーマ。今回は麻生区をはじめ市内の小中学生と保護者、同学園利用者約50人が参加して実施された。
初日は湧水汲みや同学園中庭でのテント組み立て、体育館での避難所づくり、炊き出し訓練などを行った。初日はテントと避難所に分かれ宿泊を体験した。2日目は非常食の試食やバケツリレーなどの実践的なアトラクションに加え、疑似体験を通じて障害についてを学ぶ講義などが行われた。参加者はお互いに協力し合いながら様々なプログラムを行っていくうちに徐々に打ち解け、交流が生まれていた。学園関係者は「障害がある人も災害時は何か役に立ちたいと思っている。様々な体験を通じて交流が生まれる機会なので今後も継続して実施していきたい」と話していた。
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