尻手黒川通りの吹込交差点に面した花壇と植栽帯の整備を行っている「吹込クローバーの会」がこのほど、第25回全国花のまちづくりコンクール団体部門で優秀賞を獲得した。全国1624件の応募の中から選ばれた優秀賞は7団体と2個人で、神奈川県内では唯一の受賞となった。
同地で花壇の整備などを行っていた別団体の解散に伴い、整備を継続発展させるために2011年に4人のメンバーで始まった吹込クローバーの会。現在は20人近くの賛同者が花壇72平方メートルに加え、道路沿いの植栽帯130平方メートルを月2回、定期的に整備している。
今回の受賞で評価を得た取り組みの一つとして、同会では家庭の生ごみを活用した完全無農薬の土づくりを行っている。代表の阿部貴紅子さんは「環境に優しい花壇づくりをモットーに、生ごみたい肥を活かした活動を続けています」と話す。
交差点での活動ということもあり、作業中に声をかけられたり、近隣の店先にも植物が育てられたりといった交流や波及効果も生まれている同会による花のまちづくり活動。副代表の麻場廣子さんは「この活動が他の方たちにも広まって幹線道路がもっと華やかになったら素晴らしいと思います」と話している。
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