川崎市や川崎商工会議所などによる「第12回川崎ものづくりブランド」の認定が先ごろ行われ、麻生区から(株)アサイマーキングシステム=区内栗木・浅井大輔代表取締役社長=のエスカレーターグラフィックスが選出された。
この事業は市内の中小製造業による優れた製品や技術を国内外にPRし、販路拡大を支援することが目的。今回は10件の認定があり区内では同社が唯一の認定となった。
今回認定の対象となったのはエスカレーターのステップ部分にある凹凸の溝部分に装飾フィルムを貼る技術。同社のラッピング技術は特許取得されており、短時間で安全に施工ができ、手間なく剥離させることも可能となっている。
現在は鉄道車両や航空機、生協の配送トラックなどに施すラッピング広告などを手掛ける同社。区内細山のガレージで浅井社長と家族で起業して今年創業30周年を迎えた。浅井社長は「技術力などで自信はあったが外部の方々から認めてもらえたのはありがたい。30周年だが、これからも木のように日々着実に確実に顧客満足を考えて成長していきたい」と話している。
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