理学療法士や介護福祉士であり、現役の介護アドバイザーでもある高口光子さんを講師に迎えた公開セミナーが6月19日に麻生区白山の特別養護老人ホーム「ラスール麻生」で催された=写真。
「生活の場で元気が出るケア」というテーマで行われた今回のセミナー。当日は近隣の介護事業所関係者や地域住民、ラスール麻生入居者の家族ら60人以上が参加した。
老健施設の看護介護部長として勤務する傍ら、全国各地での講演活動や執筆など精力的に活動している高口さん。講演では介護現場の実態や自らの体験談を交えながら「キュアとケアの違い」や組織で働く際の理念の共有などを語りかけた。参加者の一人は「働く現場での環境と仕事としての福祉を考えた時に葛藤があったが、話を聞いて胸のつかえがとれた気がしました」と感想を語っていた。
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