JR福知山線列車脱線事故から10年余りが経過し、12月5日、京王電鉄(株)若葉台検車区で麻生消防署、麻生警察署、同電鉄の合同訓練が行われた。
訓練は「駅のホームに停車中の列車に、回送列車が誤って衝突し、回送列車の運転手やホーム停車中の列車に乗っていた車掌が挟まれ、乗客も転倒するなど、負傷者が複数発生した」という想定のもと実施。現地対策本部設置から負傷者の搬送、救出、トリアージなどまで、本番さながらの動きを見せ、関係機関同士の連携の確認や情報収集の徹底なども行った。
麻生消防署の山本勉署長は「列車事故は意外と多く、いつ起きてもおかしくない。人的・物的被害も大きい。発生した時には、少しでも減災できるようにしていきたい。(関係機関同士で)顔の見える関係を構築することが大切。今後も訓練を続けていきたい」と語った。
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