核兵器廃絶と世界の平和に向けて活動する川崎市折鶴の会が6月12日(月)と13日(火)、多摩区総合庁舎1階アトリウムで「市民との折鶴交流会」を実施する。時間は午前10時から午後4時までで、自由に来場して折鶴を作ることが出来る。
市民と共に核兵器のない世界を願って制作した折鶴を毎年夏に広島と長崎へ届けているこの取り組み。市内在住の原爆被爆者団体でもある同会が主催し、今年で10回目を迎える。
始めた当初は呼びかけに応じる人も少なかったというが、徐々に参加者が増え始め、これまでに約6万羽の折鶴を現地に届けている。同会の森政忠雄会長=区内上麻生在住=は「この会を知って頂き、最近ではマンションの住人同士や老人会などで作った折鶴を持ち込んでいただくことも増えた。核の廃絶と追悼の思いで今後も折って貰えたら。作り方が分からない人も会のメンバーがお手伝いするので気軽に参加してほしい」と話している。集まった折鶴は今年も8月に広島と長崎に献納する。
交流会に関する問い合わせは森政さん(【電話】044・966・7645)へ。
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