説明会に聞き入る参加者ら
麻生区と多摩区を管轄する川崎西税務署が先月30日から３日間、記帳説明会を川崎西青色申告会館（多摩区登戸）で開催した。両区の個人事業者や不動産所得者約２００人が参加した。
帳簿の記帳方法や青色申告制度の概要、２０１９年10月から実施が予定されている消費税の軽減税率の講義に熱心に耳を傾けた。
講師を務めた川崎西税務署の高橋富男さんは「納税に関する情報はインターネットなどで確認できるが、専門用語も多い。わかりやすく伝えるためには、直接会って話した方が伝わる。一人ひとりに適したアドバイスも説明会の方がしやすい」と話していた。同署では、今後も同会館を会場に決算説明会や消費税説明会を予定している。
同会館は昨年冬に竣工し、セミナーや会議などの多目的利用に貸出を行っている。詳細の問い合わせは川崎西青色申告会（【電話】０４４・９１１・４６１６）。
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