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麻生区版 公開:2017年10月13日 エリアトップへ

川崎フロンターレ麻生アシストクラブの新会長に就任した 高桑 光雄さん 下麻生在住 69歳

公開:2017年10月13日

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情熱をフロンターレと地域へ

 ○…サッカーJ1・川崎フロンターレを地域からサポートしていこうと企業や有志らで組織する「川崎フロンターレ麻生アシストクラブ」3代目会長に先ごろ就任した。市内7区で唯一となる区単位でのアシストクラブとして、シーズン開幕前の激励会や試合のバスツアー、麻生グラウンドなどでの交流イベントを開催している。「前会長を含め、一生懸命に活動しているメンバーの思いを引き継いだ活動をしていきたい」と意気込みを語る。

 〇…下麻生で柿やイチゴを栽培する農家の長男。丘陵地だった地元を駆け回った少年時代を「カブトムシなんて当たり前。栗やキノコを採ったり、今でも目を閉じればどこに何があったか思い出せるよ」と懐かしむ。大学卒業後は川崎市多摩農協に就職し渉外や企画、金融部門などを担当。1997年のJAセレサ川崎の発足も経験し、「農協改革の真っただ中の時期に働いてきたから大変な思いもしたけど、今では本当に良い思い出です」。07年にJAセレサ代表理事組合長、14年からはJA神奈川県中央会・連合会の会長といった要職も歴任してきた。

 〇…両組織で顧問の肩書は残るが「今は一区切りついたタイミング。息子の農業を手伝いながら自分が何をしていくべきか思案中です。20代の頃やっていた磯釣りなんて元気な時しかできないからまた始めたいね」。また「地元への恩返し」として、戦後農業の移り変わりを次代に残していくための資料集めなど、育った地域への関心も高い。

 〇…川崎市にひとつのプロサッカーチームを市北西部から支援していく団体として、地域とチームの交流やアシストクラブのPRなど進めていく。その活動の全ては「フロンターレと地元への思い」から。芸術や文化のまちとして認知されることも多い麻生区で「スポーツの分野でも頑張っていることを多くの方に知ってもらいたいです」と静かに情熱を傾ける。

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