真鶴町 消防、広域統合へ 小田原や南足柄・上郡と
真鶴町が小田原や南足柄、上郡との広域消防に加わることになった。半島の消防は湯河原町消防の真鶴分署が担っているが、平成24年度末の広域化を目指す。消防本部は小田原市に設置、署所の統廃合は行わない。一方箱根町と湯河原町は加入しないことを決定。「費用負担に見合う消防力の向上が見込めない」(箱根)、「住民サービスの低下を招き観光客の安全安心の確保にも支障をきたす、費用負担軽減の効果を得る事も難しい」(湯河原)としている。広域化は昨年から県西2市8町の協議会が検討を続けており、県西の消防を統合することで10年で10億円の経費削減などを見込んでいた。