今年の箱根駅伝トロフィーは 躍動モチーフの大杯
箱根駅伝往路優勝校に贈られる優勝トロフィーが12日、畑宿の金指ウッドクラフトで完成し、14日に箱根町に引き渡された。水木や朴ノ木、ウォールナットなどを圧着させて削りだした無垢の寄木細工で、重さは3・5kg。製作を手掛けた金指勝悦さんによると、今年は杯の脚部分で選手の躍動感を表現、台座部分は大勢の人が手をつなぐイメージを文様化したという。「今年は震災があり、何としても絆の大切さを込めたかった」。金指さんが手掛けた箱根駅伝トロフィーはこれで16本目になる。