ロシアのTV局も取材 町長がカプセル試乗
真鶴岩海岸の海開きに合わせ、津波避難カプセルの試乗が12日に行われた。これは町が防災啓発用に平塚市のメーカーから70万円で購入した2基のうちのひとつ。直径120cmのFRP製で4人乗り、12・5トンの耐衝撃性能があるという。行政による導入は北海道利尻町に続く2例目。カプセルには青木健町長と町職員3人が乗り込んだが、重さで浜辺にもぐってしまい10人がかりで波間に押し出しすことに。沖に出たカプセルは安定して浮遊し、浜に引き上げられた。町長は「すごく暑い。水分補給できるようにしなければ」と汗をにじませ「まず逃げる事が大切、これを町が先頭をきってPRしたい」とコメント。この日はロシアのテレビ局「ロシア2」の関係者も訪れ「日本の安全テクノロジーを紹介したい」と一部始終を見守っていた。