息を止めて 湯河原で海開き
湯河原海岸が14日に海開きを迎え、素鵞会の神輿が観光客の視線を集めた。冨田幸宏町長や議会関係者が集まっての式典後、担ぎ手約30人が、波を腹に受けながら海の中へ。途中「足がつかねぇ」「いける」などの声が飛び交ったが、吉浜囃子保存会のリズムに後押しされるようにゆうゆうと海を渡った。この日は海岸沿いに並ぶ20軒の「海の家」が一斉にオープン。湯河原海水浴場協同組合の石澤潤一代表理事は「今年は海開き前から酷暑に関するマスコミ報道が多かったせいか、客足は例年の同時期よりも多い」と話していた。