舞台とび出す熱演 劇団・銀河海鏡公演
湯河原の劇団・銀河海鏡が16日に文化福祉会館で「雪女房」(さねとうあきら作)を上演し、親子連れなど観客70人の目線を釘づけにした。4人の”町民役者”が作り上げた今回の舞台。主人公は、ぞうり作りの太郎治。仕事ができなくなり雪山で死のうとしたところ、雪婆んばに出くわし、諭されて…という物語。背景の雪山は大量の白いテープを切って仕上げた。クライマックスは加藤薫さん(鍛冶屋)が恐怖の雪婆んばを熱演、中野孝子さん(宮下)演じる太郎治が舞台狭しと会場を走って盛り上げた。