熱海市 ガラス壁の第1庁舎3月完成 隣の岡本ホテル跡地には別の新施設を予定
熱海市が三大事業の一つとして取り組んでいる第一庁舎と消防庁舎の建設が佳境を迎えている。現市庁舎は昭和20年代に建設されたもので、外壁が剥がれて鉄筋が露出。耐震面でも「きわめて不十分」とされ、新庁舎が計画された。新施設は4階建て、延床面積5700平方メートル、総工費約16・5億円。熱海の海を思わせる青いガラス外壁が印象的で、建設コストを抑えるため、工場で製造した標準化部品などを組み合わせる「システム工法」を採用した。オープンは5月7日の予定。
市ではこれらの庁舎のほか、隣の岡本ホテル跡にも図書館や市民ホールなどを組み合わせた新施設を構想中(一時的に駐車場として利用)。新年度の予算案にはホテル跡購入費として3億9千万円を計上している。