湯河原の二見君がインターハイに 頂点まであと一歩届かず
90kg級に登場した(相洋高校・湯河原出身)二見省吾君は、オール一本勝ちで決勝に駒を進めた。だが決勝の相手・白川剛章君(福井工大福井高3年)には、思うように技が出せない。押さえつける組手に苦戦を強いられ、互いに指導を取り合うだけの緊迫した試合展開に。残り40秒。場外に出た二見君に指導が言い渡され、無念の反則負け。「ゲームメイクが相手の方がうまかった」と、静かに敗戦の弁を述べた。
高校柔道界を代表する選手として戦った最後の夏。今後は国体出場を控え、大学でも柔道を続ける。