箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年3月27日
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東洋ゴム工業(株)による大臣認定不適合の免震材料が公共施設に使われていた問題で、県内では2011年にオープンした神奈川芸術劇場(横浜市中区)での使用が判明している。足柄下郡3町と小田原市の公共施設では、問題の材料は使われていない事が、取材で分かった。箱根町では町役場が免震構造。ガラス窓つきで縁の下を公開しているが、材料は住友ゴム製。宮城野のさくら館は東洋ゴムの素材だが、今回の大臣認定不適合とは別の素材を使っている。小田原市の市役所と県合同庁舎の免震構造も該当しない。真鶴町と湯河原町、熱海市には免震構造の公共施設がないという。