箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年6月26日
エリアトップへ
箱根町柔道協会の勝俣優心さん(箱根の森小6年)が7日に県立武道館で開かれた全国小学生学年別柔道大会・小学6年生女子45kg超級で優勝した。12人のトーナメントを勝ち上がり、抑え込みの一本を決めた。
勝俣さんは宮城野保育園の頃に友達に誘われ入門。4年生の時には県柔道連盟のジュニア強化選手にも選ばれている。昨年の大会では2位だったが、今年は念願を達成。現在は8月30日の全国大会(山梨)に向けた稽古に入っている。高校生の胸を借りたり、スタミナ強化のため一列になった後輩たちを続けざまに投げる猛練習も。思うように体が動かず鼻をすすると「頭上げろ」「泣いてる暇がもったいない」と叱咤の声が響く。自宅でも走り、腕立て伏せは一日300回。「全国優勝したい」とテープで巻いた指を拳にしていた。