箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年7月24日
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絶妙なバランスを保った石アートが11日、湯河原の福浦港近くに立ち並んだ。作ったのは湯河原や真鶴、大磯などで活動する「石花会」(石花ちとく代表)の6人。自称・「バランサー」のメンバーは息をこらえるようにして10以上の作品を立て、一帯は野外美術館さながらに。このアートはロックバランシングと呼ばれ、ネット上には国内外の美しい作品が公開されている。参加した金木伸浩さん(54・会社員)=写真は石積歴1年だが、小石に大きな石を積んだり接点をずらすなどこだわりがある。「石との出会いも写真撮りも楽しめるのが醍醐味。真鶴の小松石は積みやすいですよ」。すべての作品は撮影後に崩され、石は元に戻された。