箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年10月23日
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オレンジの湯河原、赤の明星が追う
熱い指導者たち
保護者は観光業で働く人も多く、応援したくても来られない―そんな中、親に代わって子どもたちを見守る指導者たちに出会った。
仙石原ＦＣの横山佳定コーチ（34）は相模原から指導に通っている。もともと箱根住まいだったが転勤。それでも箱根っ子から離れられなかった。「できない事ができるようになる、子どもたちの成長を目の当たりにできるのは嬉しい」と歯を見せた。
明星ＦＣは湯本小学校などで練習している。箱根は子どもが少なく、以前は合併やチームの改名もあったがこの春、国府津のＦＣと合流して念願の新チームが誕生した。「まだまだです。まず１勝したい」と田代孝浩コーチ（55）。
３チームとも試合がある休日は移動が大変だ。湯河原サッカースポーツ少年団の草柳賢一監督（47）は、子どもたちが車酔いしないよう早川経由で仙石原に連れて来た。遠くまで出かけて１日３・４試合、連続試合も当たり前。この日のチームは大量得点しても休まず、容赦ない攻めに徹した。「気持気持」「大胆に大胆に」「絶対取れる！」。監督の声は止まなかった。
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