箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年12月18日
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芦ノ湖で6日、11年ぶりの「芦ノ湖グリーンカップ」が開催され、50艇を超えるボートが湖面に真っ白なしぶきを立てて競い合った。
グリーンカップは53年前に芦ノ湖で始まり、国内でも有数のレースとして知られたが2004年に休止。3年前に50周年を記念して開催されたが、強風のため決勝レースが中止となった。芦ノ湖を巡る1時間耐久レースには10mを超える大型ボートも登場。真鶴を拠点に活動するリキレーシング(高橋敏光代表)は7千CCを超えるエンジンを唸らせて総合4位に入賞。由緒ある「グリーンカップ」を手にしたのは、愛知県から参加した小嶋弘之さんと竹内光一さんのペア(KEレーシング)だった。
会場には観光客のほかレースを追いかけるカメラ愛好家らも来場。出場選手が家族連れで連泊するなど、観光活性化の側面も。実行委の田中良宏副会長は「レースをきっかけに地元が少しでも潤ってほしい。箱根の元気につなげることが一番の目標」と話していた。