箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年3月10日
エリアトップへ
箱根園で2月22日にケープペンギンのヒナが生まれた。飼育員が1月下旬に巣穴で卵を発見し「ふ卵器」で温め、親鳥には差し替えた擬卵(ダミー)を抱いてもらい、孵化を待った。
22日に殻を内側から叩き始め、ピーピーという鳴き声とともにヒナが姿を現した。現在は子育てを引き継いだ2羽の親鳥が交互に温め、口移しで餌を与えている。あと1カ月ほどで巣穴の外に出始める見込み。雄か雌かは成長してからの血液検査で判別するという。ケープペンギンは世界でアフリカ南部に分布し、同館は18羽を飼育している。