箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年5月26日
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「朝鮮通信使」のユネスコの記憶遺産登録を目指すNPOの一行が、19日に箱根に到着した(=写真は元箱根港前)。朝鮮通信使は室町〜江戸時代にかけて日本と朝鮮半島を往来した外交使節団。文化や産業の交流の役割も果たした通信使を顕彰しようと、朝鮮通信使縁地連絡協議会などが往時の道のりを辿る「日韓友情ウォーク」を複数回開催している。今年は4月1日にソウルを出発し、対馬や九州を経て三島から方面から箱根入り。一行は旗を揺らしながら恩賜公園横の杉並木など、通信使ゆかりの道を通った。参加者の一人、崔英禹(ヨンウーチョル)さん(79・ソウル在住)は「箱根は長い道のりの中で一番いい場所、この行進を通じて日韓の友情を膨らませたい」と話していた。