箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年7月7日
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子どもに人気の「ドクターイエロー」と言えば新幹線の電気軌道総合試験車。このロープウェイ版ともいえる黄色いゴンドラの画像を入手した。箱根ロープウェイの”ドクター”の正式名称は「作業用ゴンドラ」。素朴な外観だがヨーロッパ製だ。支柱を点検したり、ローラーの交換などに使われる。観光客が乗る通常のゴンドラと大きく異なり、窓や天井は吹きさらしで、同社員によると「夏は解放感があるが冬は酷寒」。普段は早雲山駅にあり、夜間・月1回程度の運用とあって、観光客や町民がお目にかかれるチャンスは少ない。鉄道ファンなら何とかカメラに収めたいところだが、噴気帯を含め、沿線は大部分が立ち入り禁止となっている。