瀬谷区版 掲載号:2012年8月30日号
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訓練士として警察犬や救助犬の育成にあたる 大島かおりさん 宮沢在住 48歳

犬と共に歩み続ける

 ○…「取り柄のない私が、犬のお陰で『ありがとう』と言われる。本当にありがたいです」と目を細め優しい眼差しで語る。泉区でドッグスクールを営み、警察犬・救助犬の訓練士、専門学校の非常勤講師として忙しい日々を過ごす。

 ○…鹿児島県生まれ。「人と違う仕事に就きたい」と高校三年時、まだあまりいなかった警察犬訓練士になろうと決めた。近くの警察署で福岡に訓練所があると聞き、卒業と同時に福岡へ。その頃はまだ公益法人の訓練所で住み込み修行を積むしか方法がなかった。訓練所に休みはなく、夜中でも犬が吠えたら犬舎へ走る。細かい指導もなく、先輩を見て、体で覚えていった。「始めは家に帰りたくて仕方なかった。でも犬とまみれているうちにあっという間に時間が過ぎていった」と当時をしみじみ思い出す。

 ○…25歳で独立。警察犬訓練士としての日々が一変したのは95年の阪神淡路大震災直後。海外から来た災害救助犬が活躍する映像を見て衝撃が走った。「こんなに役に立てる犬がいるのに自分は今のままでいいのかと思った」。それから救助犬について調べ始めた。災害時の捜索は人の目と手で行われている実態を知り、犬の嗅覚を使えば役に立てると確信した。98年から本格的に救助犬の訓練を開始。同年以降、国内外数々の災害地で救助犬活動を続けてきた。「まだまだ救助犬はボランティアベース。公の機関での育成や災害体制に組み込まれるよう働きかけていきたい」と実現のための努力は惜しまない。

 ○…警察や自衛隊から要請があればすぐ現地へ飛ばなければならない。「台風や地震があると自然にアンテナが作動するんです。普段は普通に友達と買物やお酒を飲みにも行きますよー」。時間が取れた時は長野で犬とのんびり過ごす。「精神面が犬によって浄化されてるんです。訓練士はライフワーク。おばあさんまで続けたい」と充実感一杯の表情で語った。

大成祭典 希望が丘葬祭センター

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