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瀬谷区版 公開:2012年10月4日 エリアトップへ

瀬谷警察署長に就任した 遠藤 修治さん 二ツ橋町在住 59歳

公開:2012年10月4日

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頼られる力強い警察署に

 ○…「歩んできた警察官人生の集大成を、瀬谷の地で成し遂げたい」と力強く語る。9月10日付で瀬谷警察署長に就任。前任は藤沢署で副署長を務めたが、署長は初めて。「大役に身の引き締まる思い。瀬谷は外郭団体や住民の方の防犯意識が高い土地。協力を仰ぎながら、地域と一体となった被害防止活動に尽力したい」と、安心で安全な街づくりのため日々邁進する。

 ○…町田市生まれ。中学2年生の時に開成町に移り住んだ。県立高校を卒業後、物理教師を目指し東京の大学へ。教育課程を勉強していく中で、教師ではなく警察官という仕事に興味がわいた。非行や暴力に走る若者を見て「青少年の犯罪をなくすには、教師よりも警察官になるしかないと思った」。青少年という枠に縛られず、犯罪を未然に防ぐ仕事に強く惹かれ、この道を選んだという。

 ○…「青少年の指導に力を入れることが犯罪を減らすことに繋がる」と説く。36年間、その真っ直ぐな思いが揺らぐことはなく、警察官としての大半を青少年関連の部署で過ごした。少年非行防止対策には12年間携わり、県警察の少年柔道剣道大会開催や出会い系被害の走りとなったテレクラの規制、学校警察連携制度の構築などを実現した。最近のイジメ問題にも「警察をもっと頼って欲しい」と訴える。「全てを事件にする訳ではない。子どもたちをどう指導すれば良いのか学校と一緒に考えていきたい」と地域犯罪防止のため、子どもたちの未来ための努力は惜しまない。

 ○…妻と子どもたちと離れ生まれて初めての一人暮らし。「結構、料理得意なんだよ」と自慢げに笑う。歩くことが好きで休日は街を散策し、その土地の雰囲気を肌で感じながら過ごす。3年前に始めた『東海道歩き』は、まだ沼津の宿場。再開は来年の予定だが「定年後は少年補導員になり、地域の防犯に努めたい」と話す。京都に辿り着くのはまだまだ先になりそうだ。
 

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