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瀬谷区版 公開:2015年2月12日 エリアトップへ

原中バレー部出身で、Vリーグチーム・デンソーに入団する 宮本 菜月さん 阿久和南在住 18歳

公開:2015年2月12日

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尽きぬ向上心で飛躍誓う

 ○…「春高バレー」10年連続出場の強豪・大和南高校のエースとして、177cmの長身を生かし活躍。愛知県のVリーグチーム・デンソーエアリービーズへの入団が決まり、この春から新たな挑戦が始まる。「簡単にいけるところではないからこそ、活躍する姿を見せられるよう頑張りたい」。清々しい笑顔の中に、決意の眼差しが覗いた。

 ○…始めたきっかけは、「バレーやらない?」という友だちの一言。原小4年生の頃から地元のクラブチーム「原クラブ」に所属し、「繋げてくれたボールを打つことで、みんなでやるスポーツだと実感した」。当時テレビで見ていた大会出場校の中で、一際目を引いた大和南高校の色鮮やかなユニフォームに、「すぐ近くにこんな強い高校が」と強く惹かれた。原中時代、厳しい監督の指導も「怒られたことで自分を高められた」と謙虚に振り返る。

 ○…高校では早くからチームの中心選手となり、2年生で全日本ユースに選ばれ世界の選手たちと競い合った。「やり切れた試合が少なかった」という思いをぶつけた集大成の「春高バレー」。直前に2度腹筋を痛めたが、「自分不在のチームは見たくない」と出場を決意した。3試合目の熊本信愛女学院戦は「こんなに伝わるのかというくらい、皆のプレーから気持ちを感じた」と僅差で勝利。チームの成長に嬉しさを噛み締めた。最後の意地を見せたベスト8に「悔いはない」。それでも「まだやりたい気持ちがある」と向上心を絶やさず、次を見据える。

 ○…「考えさせられる内容が好き。よく読むのは湊かなえさんの本」と読書家の一面も。練習後、チームメイトたちと夕飯を食べながらの会話が何よりの息抜きだが、「いつの間にか真剣にバレーの話をしちゃってる」と無邪気に笑う。「高い速攻を究めて、攻撃面で何でもできる、今までいなかったような選手になりたい」。新天地でのさらなる飛躍を誓う。

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