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瀬谷区版 公開:2016年5月12日 エリアトップへ

4月1日付で瀬谷区長に就任した 森 秀毅(ひでき)さん 藤沢市在住 55歳

公開:2016年5月12日

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「幸せを実感できるまちに」

 ○…「瀬谷の皆さんは人柄が温かく、地域に愛着を持っている方が多いと感じました」。4月1日付で瀬谷区長に就任して約1カ月。区内を何度か足でまわりながら、地域の人たちとも触れ合った。「瀬谷は緑や川などたくさんの自然に恵まれた住環境の良い地域」続けて「地域の皆さんに信頼していただき、皆さんが幸せを実感できるまちづくりができるよう、職員とともに力を合わせていきたい」と力強く抱負を語った。

 ○…瀬谷は「過去に何度かまちづくりに携わった思い出のある地」。約25年前に瀬谷駅北口再開発と環状4号線の整備に取り組み、10年ほど前には基地対策課長として跡地利用の指針を作る業務にも携わった。「思い出深い地の区長に就任し、大変嬉しく思っています」と微笑む。今までは技術職として都市計画や道路整備などハード面の仕事をすることが多かった。今後はソフト面の業務に力を入れていきたいという。「子育てや福祉をサポートし、地震や災害など、防災対策もしっかりやっていきたい」

 ○…37歳の頃、国交省に派遣され、国の仕事に携わった時期が。休日もほとんどなく全国の自治体をかけまわり、毎日夜中の2時3時まで勤務する日々。「オールジャパンの仕事はとてもやりがいがあったけれど、体力的に辛かった」と当時を振り返る。職場近くに4・5畳1間のアパートを借りての単身赴任。妻子には月に1度会う程度だった。「たまにしか会わないから、まだ小さかった子どもともスキンシップが取れなくて」と苦笑い。それでも「辛いことが多かった分、学ぶことも多く、いい勉強になった」と過去の経験を生かしまちづくりにあたる。

 ○…藤沢市在住。健康のために10年位前から、休日はジョギングや柔軟体操など軽く体を動かすことにしている。家では読書の合間に愛犬ジュニアとゴロゴロ過ごすのが至福の時。スマホを手に「うちの子見る?可愛いよ」と目を細めた。

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