旧上瀬谷通信施設への花博招致 熱血市政レポート 瀬谷区発展の起爆剤に! 横浜市会議員 花上(はなうえ)喜代志
11月の国際園芸博覧会招致検討委員会において、旧上瀬谷通信施設で最短2026年に花博を開くための基本構想素案が示されました。横浜市では素案について12月20日から1月19日まで市民意見を募り、年度内に構想案を固める予定です。私が4年前の議会で「旧上瀬谷通信施設の返還を実感できるイベントを!」と林文子市長に提言した事が、具体的検討に入ります。
招致課題の1つが、想定1500万人以上という入場者を受け入れる交通ネットワーク整備。私が提案してきた次世代型路面電車を含めた「新交通システム」について、検討が始まっています。
招致計画を進める上で忘れてはいけないのが、「開催後」の視点です。1990年に大阪で開かれた「国際花と緑の博覧会」は、来場者数2300万人超と成功を収めました。しかし、会場の鶴見緑地では現在、国際庭園が廃墟となって問題化しています。私も現地を視察しましたが、庭園は手入れが行き届いておらず、一部施設は立ち入り禁止になっていました(右写真)。
先の議会で私は、花博招致を目指す旧上瀬谷通信施設を、市郊外部再生のモデル地区と位置付け、周辺地域の振興を牽引するエリアにすることを提言しました。
「花博実現」だけに目を奪われず、開催後、将来の持続性と発展をしっかり見据えた計画を立てなくてはなりません。この点を、市に訴えていきます。
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