瀬谷区版 掲載号:2019年6月20日号 エリアトップへ

開業30周年を迎えた横浜アリーナの代表取締役社長を務める 関 洋二さん 新横浜在勤 56歳

掲載号:2019年6月20日号

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安全で上質なサービスを

 ○…2017年に西武鉄道株式会社が(株)横浜アリーナを子会社化した際に、代表取締役社長に任命された。4月に行われた開業30周年記念事業の「大相撲横浜アリーナ場所」では土俵上で8千人の観衆を前にスピーチ。30年の歴史の重みに「前日はひとりきりでアリーナで練習をした」と苦笑いを浮かべるが、堂々と重役を果たした。

 ○…鉄道好きの社員が集まるなか、「幼少期から大好きだった野球を身近に感じられるから」と西武鉄道に入社。同社が上場廃止に揺れるなか、2006年には財務部に配属され、「社会人人生でも一番の激動の時代」を過ごした。社長就任を伝えられた際は「なんで自分が」と驚きを隠せなかった。しかし「西武グループも横浜アリーナも、どちらもサービスを提供するという点で理念は同じ」と新天地で社員を牽引していった。

 ○…出身は八王子市。中学・高校では部活動で野球に明け暮れた。「エース投手のおかげ」と謙遜するが、都立国立(くにたち)高校では2年生で甲子園にも出場した。夢見心地のままあっという間に過ぎた憧れの夏の舞台は、センターで先発して2つの内野ゴロと2四球。安打はなかったが「出塁率なら5割ですね」といたずらっぽく笑う顔には、野球少年の面影が残る。

 ○…横浜アリーナは昨年、年間で334日の好稼働率を達成。今年5月には、累計来場者数も5千万人を突破した。運営のモットーは『安全』。「安心して楽しめる環境を提供するのが使命」と語る。好調な運営が続くが、数年後には市内でアリーナ施設の新設も予定されている。「お客様に選ばれるよう、さらなるサービスの向上に磨きをかけていきたい」と、終始見せた優しい笑顔の奥に、経営者としての強い決意を覗かせた。

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