海軍道路北側のソメイヨシノ 市政報告㉔ 次世代に繋ぐ桜再生プロジェクトを提案 自由民主党 横浜市会議員 川口ひろ
今年度より、横浜自民党の副団長、政務調査会の副会長、広報委員会の副委員長の3つの役職を拝命いたしました。横浜市や瀬谷区を様々な角度から学ぶ機会だととらえて、全力で取り組んでまいります。
今回、報告することは『桜再生プロジェクト』についてです。3月の市議会において山中市長と議論を交わしました。その内容は新聞、ヤフーニュース、朝のニュース番組などにも取り上げられ、反響を呼びました。
老木化し倒木の危険
瀬谷駅から北に向う広大な旧上瀬谷通信施設に続く約2・5Kmの海軍道路には、258本の桜の木が植えられています。この桜は瀬谷区民だけでなく多くの方々が春の風物詩として楽しみにしていますが、大半の木が50年という寿命を超えています。専門家からは老木化がすすみ、大きな地震や暴風雨などでいつ倒れてもおかしくない状況と聞きました。万が一倒木した場合、人命に被害が及ぶ可能性があり、道路は封鎖され、多くの方の生活に支障をきたすことが想定されます。
このような状況を受け、花博に向けた予算内で、危険な木から順次伐採することが行政で検討されていますが、私は市議会の中で「その危険性を頭で理解できたとしても心で受け止めることが出来ない」と明確にお伝えさせて頂きました。
一方で、この計画を地域の方や横浜市に伺うと、この海軍道路の北側、通信施設内の桜はただ切るだけではなく、新しい桜に植え替えていくという計画があることが分かりました。そのため、寿命を超えて倒木の危険があるソメイヨシノに対し、これまで、街並みに春の彩りを加えてくれたことに感謝を伝えて、そして新しく植えられていく次の桜の木々に世代を繋ぐ機会とする『桜再生プロジェクト』にすべきと提案し、横浜市と共に実行していくことになりました。これを区民の皆様や小中高学校の皆様にも参加していただき、改めて瀬谷区の名所をみんなの力で感謝と共に生み出すことが出来ればと考えております。
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