小さな声を、聴く力! 【第2回市会定例会 一般質問より】 市政報告㊱ 上瀬谷を自然豊かで、脱炭素の象徴的な地区に! 横浜市会議員 久保かずひろ
5月20日に公明党市議団を代表して「再生可能エネルギーの普及」「旧上瀬谷通信施設のまちづくりと国際園芸博覧会」「障害者の計画相談支援」「ヤングケアラー」「自殺者対策」「市営住宅の高齢化対策」「地域交通の充実」「国際社会の平和と安定に向けて」など17項目(計36問)について山中市長と議論。一部をご報告します。
●環境保全・創出と防災・減災
私はこれ迄も上瀬谷の街づくりについて、景観・環境保全と防災・減災を訴えてきました。議論の結果、生態系の保全・創出、例えば「新たな桜並木等を創出すること」に加え、災害時に広域防災拠点(自衛隊、警察、消防)での活用やグリーンインフラの整備、河川流域に6カ所の雨水調整池を配置すること等の答弁を頂いています。
●自然と調和したまちづくり
それを踏まえ、上瀬谷の多様な生態系や自然を守ることは重要であると訴えました。市長は、「貴重な水辺空間である和泉川や既存樹木を生かした公園整備を進める。新たな都市農業を展開し、自然と調和したまちづくりを行う」と答弁。
私は市民への丁寧な説明と、今以上に魅力ある環境を創出し、今ある自然を生かした保全対策を行い進めるよう求め、特に人がくつろげる桜の名所、桜の憩いの場や公園の提供を要望しました。
●園芸博のレガシーを活かせ
2027年の国際園芸博覧会をレガシーとして将来の街づくりに生かす事が重要と訴えました。
市長は「園芸博覧会のレガシーとなる公園や世界から注目される観光・賑わい施設などの整備により、郊外部の新たな活性化拠点づくりに取り組む」と答弁しました。
●脱炭素の象徴的な地区へ
地球温暖化対策は喫緊の課題。園芸博を契機に先進的な再生可能エネルギーを導入し、上瀬谷を郊外部の脱炭素の象徴的な地区にすべきと提案。
市長は「将来の土地利用には、再生可能エネルギーの導入をはじめとする脱炭素の取組が実現できるよう検討を進めていく」と答えました。
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