浅尾慶一郎氏と、国と県の政策連携を語る 県議会議員 田村ゆうすけ
コロナ禍からの脱却
田村 経済対策や観光振興のための街づくりは、神奈川に必要な政策に位置づけられます。
浅尾 日本を支える経済、インバウンドは地域活性化の原動力です。
田村 大河ドラマゆかりの鎌倉や港町ヨコハマ、江の島、サザンビーチ等県内は魅力がたくさん。
浅尾 箱根、小田原、湯河原といえば日本を代表する観光地ですしね。
田村 その観光業がコロナで大打撃を受けました。製造業も同様です。
浅尾 K字回復ともいわれますが影響はマチマチ、必要なところへの対策が不可欠です。
田村 人流が増加すれば競争力の強い県内の観光業や商店街等の活性化に大きな追い風です。支えていきましょう。
浅尾 一方、神奈川は都心への通勤圏として住環境が充実しています。
田村 年々、交通の利便性の向上も計画され、もちろん瀬谷区内も新たな交通インフラは検討されています。これからの神奈川には自然環境・生活環境も豊かな街づくりが求められます。そのために国の協力が必要です。
国際園芸博覧会(花博)にむけて
浅尾 旧上瀬谷通信施設を全面的に開発し、2027年に花博の開催が決定しました。
田村 参加者数1500万人を見込む催しは、地域だけでなく、国家的イベントと言えます。
浅尾 経済効果は8800〜9100億円ともいわれ、県内観光業に限らず、多くの企業・個人の間で資金が動きます。
田村 お金の話も重要ですが、私は「自然と親しんで生活する」という価値観を世界中から来る人々と共有したいと考えています。そのためには国・県・市がしっかりと連携し是が非でも成功させなければなりません。
浅尾 花博後にどのようなレガシーを残すのかという視点も必要ですね。
田村 まさに今、そういった部分を地域の皆さまや関係各所が協議し、詰めているところです。経済を回復させ、自然豊かな生活環境を築くため一緒に頑張りましょう。
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