市政報告 "資源物の持ち去り"NO! 公明党横浜市会議員 かのう重雄
横浜市では、資源集団回収による古紙回収率100%を目標に、ごみの減量化を図っています。
しかし、市内では自治会・町内会・子ども会などが中心に進めている資源集団回収の古紙の持ち去りが後を絶たず、その活動に大きな影響を与えています。
私が委員長を務めた温暖化対策・環境創造・資源循環委員会では、1年間をかけて資源物の持ち去り対策について検討を行いました。
その結果、市指定の資源ごみ回収事業者以外が持ち去ることを禁じ、市長の命令に従わない場合は罰金を課すなど「横浜市廃棄物等の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正」の議案を提出しました。
委員会から提出された議案による条例改正は横浜市会では初めてのことで、賛成多数で可決され、これにより実効性が高まるものと期待されます。
脳血管疾患の救急医療体制を推進
平成17年、私からも提案していた脳梗塞治療に有効な「t─PA(血栓溶解薬)使用の救急医療体制」が、平成21年度より横浜で進められ全国から注目されています。
t─PA治療は後遺症がほとんど残らない人が1・5倍になる治療法ですが、一方、治療基準を守らないと頭蓋内出血という合併症を起こす問題があります。
したがって、脳卒中の患者家族らを中心にt─PA使用後の病院ごとの治療実績が公表されない体制では安全性に不安があるとの意見を頂きました。
そこで、患者家族の皆様と治療実績の公表を行政側に強く求めてきた結果、病院別治療実績の公表(全国初)が今年5月から開始されました。
これにより治療実態の透明性が一歩前進。しかし、未だ公表されていないt─PA治療の副作用である ”頭蓋内出血の頻度” の公表を今後も訴え、より安心できる救急医療体制の推進を図って参ります。
また、脳卒中予防対策も含めた「脳卒中対策基本法(仮称)」の実現にも全力で取り組んで参ります。
かのう重雄
瀬谷区三ツ境125-25
TEL:045-365-2054
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