国政報告 日本のため、職務に全力 財務副大臣 衆議院議員 坂井学
昨年の秋、財務省の副大臣に就任しました。大臣・副大臣は天皇陛下に任免を認証いただく認証官になります。
財務省では、主計局、理財局、日銀政策決定会合などを担当しています。また、衆議院の予算、財務金融、決算行政監視の各委員会に出席し、時には答弁もします。
主計局は予算編成を行う局です。昨年末は平成27年度の補正予算と平成28年度当初予算の二つの予算を組みました。補正予算では「一億総活躍社会」実現のための施策、TPP対策、そして災害復旧や災害対策を中心に配分しています。また、当初予算では、何もしないと年間6700億円ずつ膨らむ社会保障費の拡大幅を約5000億円規模に抑える工夫をしつつ、一方で経済の好循環を継続させることを目指しています。
これら経済と財政再建の両立を目指す「経済財政再生計画」は平成28年度からの5ヶ年計画で、アベノミクスの経済対策も軽減税率の仕組みを含む税制改革もすべてこの計画に沿って行っていくことになります。
財政健全化に向けてまずは5年後に、これ以上債務残高が増えない財政状況を実現しなくてはなりません。
政治家である私の重要な役目は現場で起きていることやその雰囲気、そして何をどう皆さんが感じ、求めているのかを財務省や霞が関に持ち込むことだと思っています。
微力ながら与えられたこの職務に全力を挙げ、少しでも日本のために貢献していきたいと思います。
|
|
|
|
|
|