市政報告 小さな声を聴く力、声をカタチに! 認知症対策の推進 横浜市会議員 かのう重雄
■ 徘徊や外出時の身元確認対策を推進
認知症による徘徊などで行方不明になる高齢者が急増し、身元確認に繋がる対策が求められています。
港南区や中区、神奈川区では、近くの地域包括支援センターや地域ケアプラザの名前と電話番号を書いた「みまもりキーホルダー」を配付して、外出時にカバンなどに付けることで、身元確認をしています。
また、大和市では、靴にGPSの端末を埋め込んで徘徊者の位置などの把握をしています。
高齢化が進む中、瀬谷区においても関係機関と連携して、高齢者見守り強化策を推進しています。私も、認知症対策の更なる充実に向け、取組んで参ります。
○ 認知症支援チームを瀬谷区に設置!
認知症になってもその人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の良い環境で暮らし続けるように認知症の人や認知症の疑いのある人、その家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」が、2月1日瀬谷区に設置されます。
専門家で構成早期診断・対応
認知症を、早期に発見し対応することで、認知症の重症化を防ぐことをねらいとして、専門職のチームが医療機関や介護サービスにかかっていない認知症の人、疑いのある人などの自宅を訪問して、認知症の状態に応じた助言を行い安定的な支援につなげます。
構成メンバーは、保健師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、介護福祉士等、医療保健福祉に関する国家資格を有する2名以上と、認知症専門医等1名以上で構成。瀬谷区では医療機関「瀬谷メンタルクリニック」に設置されます。
この事業により、認知症の支援につながっていない、届いていない人に医療機関や介護サービスの利用支援などが推進されると期待をしています。
私も引続き、地域の関係機関と協力し、早期の対応に向けた支援体制の構築を進めて参ります。
ご相談は、瀬谷区役所の高齢・障害支援課まで。
【電話】045・367・5716
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