4月1日付で瀬谷区長に就任した 植木 八千代さん 西区在住 57歳
瀬谷区の魅力、多くの人へ
○…昨年から続くコロナ禍での区長就任。区政運営の目標の一つとして挙げたのが、地域のつながりを維持すること。住民同士の交流の機会などが少なくなるなか、その希薄化を懸念しており、「コロナ前と同じ状態は難しくても、地域のつながりをしっかり繋ぎとめられるよう取り組んでいきたいです」と意気込む。また、職員同士が支え合い業務にあたることも大切だとして、組織をまとめていく考えだ。
○…1986年に横浜市に入庁。市民病院をはじめ医療関係の部署で長く働き、緑区の副区長を経て瀬谷区へ。区長就任後に街を回り、空の広さや三ツ境駅近くから見える富士山が印象的だったそう。また、区民と挨拶するなかで地域の温かさを感じることが出来たといい、「『よろしくね』と快く迎えてくれました」と笑顔を浮かべる。
○…西区で生まれ育つ。20年以上続けているのが、スキューバダイビングだ。与那国島の海底遺跡を実際に見てみたいと始めた。潜る場所によって変化に富んだ地形が楽しめ、同じポイントでも日ごとの状況で見え方が異なり、その魅力のとりこに。毎年夏に楽しんでいたが、コロナの影響で昨年から中断しており、「収束するまでは我慢ですね」と話す。
○…9月に竣工予定の瀬谷駅南口再開発ビル、ビル内で来年3月にオープン予定の区民文化センター、そして、2027年の国際園芸博覧会をはじめ様々な土地利用が計画されている旧上瀬谷通信施設--。瀬谷区はここ数年で大きく変わる可能性を秘めており、「昔ながらの良さを残しつつ、より素敵な街になっていくはず」と期待する。「多くの人に瀬谷区の素敵なところを知ってもらい、好きになって欲しい」と、魅力を内外に発信していく。
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