海老名版 掲載号:2017年5月19日号
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木下サーカスの団員として、現在開催中の横浜公演に出演している藤村 祐子さん国分南在住 31歳

「好き」を突き詰め大舞台に

 ○…世界三大サーカスの一つに数えられ、今年4月に創立115年を迎えた「木下サーカス」の団員として、開催中の横浜公演に出演。布を使い宙を舞う「シルクパフォーマンス」や、玉乗りしながらフラフープを回す「フラフープショー」など4つの演目を披露している。前回の横浜公演の時は入団したばかりでスタッフとして携わったが、今公演はメイクを施した演者の顔に。「見に来た知人に、今回はメイクしているのねと言われます」と誇らしげ。

 ○…現在、入団5年目。以前は英国のサーカス団でダンサーを務め、帰国後は培った技術を活かしつつ空中芸にも挑戦したいと木下サーカスへ。劇場内で接客などをしながら訓練を積み、実力が認められ舞台に上がるようになった。2年前に病が見つかり、それまで一度も休まなかった舞台を1年間離れたが、手術後はブランクを取り戻そうと筋トレやストレッチを根気よく続け復帰。ここまでサーカスに打ち込む理由を「お客さんが盛り上がる瞬間が楽しくて」と話す。

 ○…東京都出身。父の転勤で小学5年生の時、海老名へ。幼い頃から踊ることが大好きで、3歳からはモダンバレエを習い始めた。他にも水泳やピアノ、英会話など多くの習い事をしてきたが、徐々にバレエの練習の占める割合が大きくなり、学生時代はバレエ中心の生活に。コンクールにも数々出場し、全国2位の好成績を収めるほどの実力だった。高校卒業後は英国のバレエ学校に3年間留学。その後、同国のサーカス団に5年間勤めた。

 ○…趣味は観劇。生の舞台が好きで、休日はミュージカルやバレエ、歌舞伎などジャンル問わず見に行く。大切にしている言葉は「コツコツと」。「他人に迷惑をかけない程度に、自分のペースを持つ。それが長く続ける秘訣です」。水面下での苦労を見せず努力を当たり前のこととして語る姿に、プロのエンターテイナーとしての矜持が伺える。

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