「(公社)海老名青年会議所」(海老名JC) の第36代理事長に就任した 梅田 高嗣さん 国分南在住 39歳
まちづくり活動、全力投球
○…地域活性、地域貢献を志し異業種の若手らで構成される「(公社)海老名青年会議所(海老名JC)」。西口地区をはじめとした、まちの発展に合わせ、市内在住の人はもちろん、今後見込まれる転入者に地元への愛着心をいかに育んでもらうかを大きな課題に挙げる。「長年のテーマ『市民家族』をさらに深め、市民の心と心をつなぎ一人ひとりの心が豊かになるよう事業を進めます」と意気込む。
○…祖父が市議会議員だったこともあり、幼少の頃から「まちづくり」に関心を持っていた。大学受験模試の政治経済においては全国トップクラスの数字を叩き出した秀才で、大学では行政学を専攻し「政策担当秘書」の資格にも合格。「英語はダメでしたけどね」と苦笑い。卒業後は国会議員の秘書になり、過労で倒れるほど休む暇なく全国を飛び回った経験は、今の活動にも生かされている。
○…31歳の時に父が亡くなり家業を継ぐことを決意。市内の学校給食など、パンを製造する老舗企業「(株)栄屋製パン」の代表取締役に就任し、海老名に戻ってきた。「いつか父とも仕事をしたいと思っていた。その思いは叶わなかったが継ぐことに何も迷いは無かった」。政治家秘書からの転身でパン屋経験はゼロ。「最初は何も分からなかったので必死でしたね。商品開発の道を見出そうと、どこへ行ってもパンを食べていましたよ。おかげでこんなに恰幅が…」と笑みをこぼす。
○…海老名JCは父親らが立ち上げに携わった思い入れのある団体で、33歳の時に父親の後輩から誘いを受け入会。当初は「カルチャーショック」というほど、戸惑いも大きかったが、先輩の見よう見まねで活動に注力した。手を抜かない事をモットーに地域へ貢献している。「JCライフは人生を豊かにしてくれた。お嫁さんまで頂きました」と幸せな表情。JC活動で出会った夫人と結婚式を無事に終えたばかりの薬指には指輪が輝いていた。
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