高座施設組合屋内温水プールの館長を務める 永野 貴義さん 本郷在勤 43歳
地元に「健康」を届けたい
○…海老名・綾瀬・座間の3市で構成された高座施設組合が管理する「屋内温水プール」の館長として、今年4月に就任。健康増進を目的に1993年に開館し、7月には延べ利用者数300万人を達成した同館は、水泳だけでなく、ヨガなどのスタジオ教室も人気で、年間15万人以上が利用している。「多くの方にお越しいただき感謝。13日に行う祭りをはじめ、地域に開かれた運営をしていきたい」
○…大学卒業後、まちづくりを専門にするコンサルタント会社に勤務。日本最西端にある沖縄県与那国島の特産品開発に携わるなど、まちを活性するプロとして活躍してきた。短期間ではなく、深く地域に根付いた仕事をしたいと、全国の公共施設を手掛ける運営会社に転職。同施設での勤務を志願し、昨年から現場で働いている。「常にお客様の目線に立って、安全・安心してご利用いただけるよう努めています。会社の経営指針でもある『わくわくの”わ”を広げる』運営をしていきたい」とニッコリ。
○…住まいは横浜市旭区だが、上星小・今泉中・海老名高で育った地元人。チャレンジ精神に溢れて、子どもの時からスポーツや音楽など色々なことに取り組んできた。現在は、地域の歴史調べや旧街道の散策などにハマっているという。「物事を一度始めるとのめり込んでしまうタイプなのかも。与那国島をきっかけに離島にもハマり、全国を旅行したりしましたね」と好奇心旺盛の性格は変わらずのようだ。
○…末期がんなどの患者の緩和ケアを行うホスピスに勤務したこともある。目の前で亡くなる人や、そこに従事する人たちと時間を共にしたことで「健康」の重要さを痛感した。この経験から健康の場づくりの必要性を感じ、今後は地域とさらに交流を図っていく。「再び故郷とご縁ができた。地元の皆様が元気になり、地域が活性できる施設運営ができるよう、一所懸命に取り組んでいきたい」
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