国内外で活躍する「舞踊団 若竹」で活躍する 三﨑 あきほさん 東柏ケ谷在住 27歳
情緒たっぷりの踊り手
○…伝統芸能を普及させ、平和や文化の推進を目的に活動する日本芸能協会の踊り集団「舞踊団 若竹」。現在はテレビなどのメディア出演をはじめ、国内外で舞台披露も行っている。「海外公演でスタンディングオベーションをいただいた際に、言葉が通じなくても感動は共有できると感じました。現在は香港での指導機会などもあり、文化交流の懸け橋としてやりがいを感じる毎日です」
○…小学5年生の時に祖母が習う教室に付き添ったのが、舞踊との出会い。その縁で若竹の舞台に魅了され、「いつか同じところに立ってみせる」と中学進学と同時に門戸をたたき、以来研鑽を積んできた。「上手く踊れず、出来ない自分が嫌になることもあったが、一度も辞めようと思ったことはない。先輩たちに叱咤激励されながら支えられて、ようやく人にお伝えできるようになりました」と笑顔を見せる。
○…モットーは”内面を磨き続けること”。形式上の踊りでは印象に残らない深みの無いものになり、お客様は満足させられないという先輩の教えから、常に踊りを意識した生活を送っている。「日頃から姿勢だったり、何事にも感謝する心持ちで取り組んでいます。その他、ベストな身体を維持するために食事制限も。本当は食べたり、お酒を飲んだりするのが大好きなのですが…」とはにかむ。若いながらも落ち着いた姿は、こうした日常から作られている。
○…今年初めから、生まれ育った柏ケ谷で週に1度の教室を開講した。今後は子ども向けの指導も行う予定で、サマースクールの参加にも意欲を見せる。「踊れなくなるまで踊ります。伝統文化を絶やさぬよう若い世代にも舞踊を繋いでいける環境を整えたい」と使命感に燃える、熱い一面もうかがえた。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>