神奈川県 県央地域県政総合センターの所長に就任した 木口 真治さん 56歳
”三方よし”が信条
○…今年4月に神奈川県県央地域県政総合センター(厚木市水引)の所長に就任した。直近はマグカル担当局長兼広報戦略担当局長。30年以上の本庁勤務。「管轄地区についてイチからインプットします」と開口一番。しかしコロナ禍真っただ中で、あいさつ回りもままならなかった。所長室に掲げられている神奈川県と県央地区の大きな地図に目を向ける。
○…同センターは厚木市、相模原市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村の8市町村を管轄する県央地区における県政の拠点。この8市町村を地図で見ると口を大きくあけたカバの形になる。県の真ん中のカバということで”ナカバ”と呼ばれている。「(庁舎は)ぶらっと立ち寄れる、地域のみなさんがもっと来やすい場所にしたい」
○…こちらが質問をする間もなく矢継ぎ早に繰り出されるのは、これまで取り組んできた事業のこと。そして「ここの庁舎のレストランはご覧になった? ここで何かやりたいですよね?どう思いますか?」「楽しいことをやっている企業教えてください」と、広がる話題に引き込まれる。信条は「三方よし」。地域の誰もに良い仕組みはないかを常に考え続けている。「その仕組みがサスティナブルになれば最高ですよね」。思いはひとつ。「県と県央地区を盛り上げるため、役に立ちたい」
○相模原市生まれ。厚木高校から早稲田大学へ進学。大学時代はテニス・スキー・ヨットで青春を謳歌。感謝される最高の仕事だからと公務員の道を選んだ。趣味はマラソンをはじめとした運動全般と映画鑑賞。性格は曰く「楽天的、いいかげん」だ。オン・オフの差なく、人生を存分に楽しみ、味わおうとするその姿勢に深く共感。
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