絵本「ばあばとおさんぽ」を出版した 高橋 操さん(ペンネーム:はし みさお) 海老名市国分北在住 71歳
心が温まる絵本に
○…2019年開催の文芸社「えほん大賞」に応募。絵本用の物語を考えるのは初めてだったが「こどもの表現や無垢な気持ちを多くの人に伝えたい」と挑戦した。当時2歳だった孫の成長日記を題材にした。「大人になってあたり前になったことは、子どもにとって初めての体験が多い。孫と過ごすうちにそこに気が付いた。読んで心が温かくなる絵本を読者に届けられたら」と期待を込めた。
○…1949年生まれ。幼いころからの夢が教師で、高校を卒業して、東京で一人暮らしをしながら大学へ通った。「当時は女性の大学進学率が1割もないころで父にはとても反対された。それでも応援してくれた親には感謝してもしきれない」と当時を振り返る。社会経験を積むため一般企業に就職したが、その年に教員採用試験に合格。翌年から約40年間、県内で小学校教諭を勤めた。
○…夫とは大学在学中に出会い、転職を機に結婚。マイホームを購入して生まれ育った海老名に住み始めた。いまは近くに住む孫を保育園に送迎したり、退職してから始めた趣味のギターを楽しんでいる。「自分の子育て中に両親に助けてもらった。だから次は自分の番。孫がギターを一緒にひきたいと言ってくれる。セッションできるようになるのが楽しみ」
○…ペンネームは子どもでも読みやすいようにひらがなにし、覚えやすく検索しやすいようにと「はし みさお」にした。「高橋はありふれた苗字だから忘れられちゃう。だから一文字取って”はし”。インターネットで検索すると私の本が一番上に出る。機会があって次の本が出せたら、読んだ人の心がさらに温まるような絵本にしたい」と、次なる作品に期待を込めた。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>