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三町長から 新年のメッセージ 自筆による2011年 今年のテーマ

公開:2011年1月1日

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箱根町

 新年、明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申しあげます。平素は、町行政に対し、温かいご支援とご理解を賜り厚くお礼申しあげます。

 いまだ好転の兆しが見えない経済状況ではありますが、成長戦略・観光立国推進の重要性が広く認められ、「中国人向け個人観光ビザ発給要件の緩和」や「羽田空港の国際化」など、国際観光地・箱根へ追い風が吹き始めているものと認識しています。観光産業を取り巻く環境が大きく変革しようとする今、町発展の基盤は観光振興にあるという強い思いのもと、多くの方々に愛され続ける観光地形成の規範となる「箱根町観光振興条例」の本年4月施行を目指しております。

 箱根町では、現在、近隣の1市2町および県と協力し、箱根および周辺地域の多様な地質資源を保全しつつ、観光資源として活用するため、平成24年度の日本ジオパーク認定を目指し「箱根ジオパーク構想」を推進しています。新たな観光の目玉となり地域振興につながるものと期待しております。また、昨年より、電気自動車(EV)の利用拡大を図る「箱根EVタウンプロジェクト」を開始いたしました。先人から受け継いだ豊かな自然と景観を未来へ確かに継承していけるよう、CO2の排出削減に向けた環境施策にも積極的に取り組み、世界から目標とされる環境先進観光地-箱根の実現に努めてまいります。

 新しい年が皆さまにとって幸多い年となりますよう祈念申しあげ、新年のごあいさつとさせていただきます。

真鶴町

 あけましておめでとうございます。

 皆様には希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。

 さて、昨年を振り返りますと、真鶴町は明るい話題に恵まれました。2月に韓国のソウルで開催された「世界デザイン都市サミット」に招待され、当町のまちづくりを世界に向けアピールすることができました。そして観光と教育の新たな拠点として町立遠藤貝類博物館をオープンして間もない4月5日、光栄にも天皇・皇后両陛下が初めて真鶴町を来訪され、真鶴半島の魚つき保安林や町立中川一政美術館の作品をご覧いただきました。町民の皆様の歓迎に暖かくお応えする両陛下のお人柄に大変感激いたしました。

 また、各種イベントには新たな試みも加え、10月に駅前から大道商店街を会場に「真鶴よさこい大漁フェスティバル」を、11月には岩海岸において流鏑馬や潮干狩りを取り入れた「源頼朝船出の浜イベント」を開催し、いずれも盛況となりました。今後も文化が育まれ、歴史を生かすことのできる町を目指すとともに、地域のにぎわいづくりを推進し、人の交流を増やしていきたいと思います。

 さらに、昨年末には幸運にも日本テレビの「24時間テレビ」チャリティー委員会からリフト付きの福祉車両を寄贈いただきました。今後この車両を活用し、身体に障がいのある方々に外出の機会を提供するとともに、多くの方々にご利用いただいております無料のコミュニティバスのさらなる充実を図ってまいります。 本年は、信頼と協働のまちづくりをめざし、引き続き町民の皆様のご意見を聞きながら自治基本条例の策定に取り組んでまいります。そして4月には、10ヶ年の町の長期計画である、「未来(あす)を築くビジョン」がスタートします。国・地方の財政状況をはじめ行政を取り巻く環境は一層厳しい状況にありますが、智恵と工夫により、若者には夢と希望が持てるまち、年配者には安心できるまちづくりを皆様と共に進めてまいりたいと思います。

 結びにあたり、本年も皆様にとって素晴らしい年となりますようお祈り申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。

湯河原町


 新年おめでとうございます。


 皆様におかれましては、新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
湯河原町長に就任以来、最優先の課題として取り組みました「行財政改革」「財政再建」の全てと、「ゆがわら元気回復プラン」として掲げた5項目の施策のそのほとんどを、昨年までに達成することができました。皆様のご理解とご協力に深く感謝を申し上げます。

 そして迎えました2011年は、湯河原町が将来に向けて新しい一歩を踏み出す節目の年でございます。

 本年4月には、湯河原町新総合計画「ゆがわら2011プラン」がスタートいたします。策定には、広くそして多くの町民の皆様にご参画いただき、まちの将来像を「湯けむりと笑顔あふれる四季彩のまち 湯河原」といたしました。

 「観光立町推進条例」も、本年4月に施行いたします。町民一人一人が「おもてなしの心」を持って湯河原を訪れる方をお迎えし、町全体が一体となって観光立町の推進に取り組んでいくことを目指しております。

 また、町の水道事業、温泉事業、下水道事業の3事業について、健全な経営の確保のために、一体的に責任ある立場で執行に当たる公営企業管理者を置くことといたしました。

 これまでの行財政改革の流れを止めることなく、更に取り組みを進め、安全・安心のまちづくりのために、全身全霊をもって引き続き町政を担っていく覚悟でございます。旧年にも増して、ご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げますとともに、新しい年が、皆様にとってより素晴らしい年となりますことを、心からお祈り申し上げます。

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